MONDELAX JAPANのはじまり
セネガルで出会った人々が、私の原点です。
私がこの事業を始めたのは西アフリカの国・セネガルの将来性と、
そこで出会った人々とのつながりに強く惹かれたからです。
初めて訪れたセネガルで、現地の人々は外国人である私を温かく迎えてくれ、
困っているときには知らない人が助けてくれることもありました。
その寛容さと明るさに心を打たれ、
「自分も何かのかたちでこの国や人たちに関わり、彼らの役に立てることをしたい」
と自然に思うようになりました。
セネガルをはじめとした新興国は大きな可能性を秘めた国です。
エネルギーやインフラといった分野では日本の企業もすでに進出していますが、
個人レベルの取り組みや国際的なつながりはまだ発展途上の部分も多く残っています。
市場が成熟しきっていないこのタイミングで、小さな事業だからこそ築ける信頼関係や役割があると感じました。
ブランド名の由来
「MONDELAX(モンドラクス)」という名前は、フランス語で“世界”を意味する「MONDE」と、“自然体”や“リラックス”の語感を持つ「LAX」を組み合わせた造語です。
世界とつながることは、もっと大きなスケールで自分の暮らしを見つめること。
同時に、どこか遠くの出来事を自分ごととして感じられるようになること。
MONDELAX JAPANは、そんな“開かれた視点”と“自然体であること”の両方を大切にしています。
小さなスケールだからできること
MONDELAX JAPANは、企業ではなく、個人規模の小さなブランドです。
その分、大量生産や大量取引はできません。しかし小さなスケールだからこそ、
現地の人々と丁寧に関係を築き、想いのある商品を一つひとつ選び抜くことができます。
現地に行き、会って話をし、背景を知り、納得して取引をする。
中間業者をできる限り介さず、透明でフェアな関係性を築いていくことを心がけています。
商売というより、長くつきあえる“仲間”を世界中に増やしていくような感覚です。
MONDELAX JAPANのビジョン
この事業が単なる輸出入にとどまらず、人と人、文化と文化をつなぐ“きっかけ”になれたらと願っています。
将来的に規模の拡大に応じて現地スタッフの雇用も視野に入れております。
彼らとともに誇りを持てる仕事を築き上げていくこと、
そんな双方向の信頼が、結果的に地域の発展につながっていくと信じています。
また、小さな取り組みではありますが、私にとっては“世界とつながりながら、自分らしく生きる”という選択の一歩でもあります。
少しずつでも誰かの人生や価値観が動くような、そんな事業に育てていきたいと考えています。